1.あの人と話すのちょっとやだな、そう思ったら...
世の中には、話の合う人と話の合わない人、気が楽な人、苦手な人、いろいろな人がいると思います.初対面でうまく話すにはどうしたらいい?相手の良いところが見つからないけど、どうやって褒めたらいいだろう?うまく質問できるようになるにはどうしたらいい?話すことをもっと楽しむにはどうしたらいい?
そんな疑問に、どう話すかではなく、どう聞くかによって、相手も自分も幸せにしてくれる、そんな感情を抱かせてくれるのが、「話すより10倍ラク!新 聞く会話術」です。この本では最近のオンラインでのコミュニケーションも書かれているので、興味のある方は読むことをお勧めします.
2.話すより聞く、相手のことをより知るということ
この本を読んで心に残ったのは、会話で大事なのは話すのではなく「聴く(聞く)」ということ。
会話において重要なことは、「相手が何をもって質問してくるのだろうか」「何が言いたいのか」を考えながら会話することだと気づかせてくれます。
人はとにかく自分のことを話したいもの。逆に言えば、話したい気持ちがいっぱいで人の話を聞いていないひとが大勢いるということです。この本では、相手の話を聞くためにはどんな姿勢で臨めばいいのか、そして、聞き出すためのテクニックが書かれています。聞くことによって相手から話を引き出す技術です。
あなたが話をする目的は何ですか?
自分のことを話したいのならば、自分の話をすればいいかもしれません。
しかし、もし相手との関係性を築きたいとしたら、自己主張する人と自分の話を聞いてくれる人、どちらと長く話していたいか、そのようなことを考えさせられる本になっています。
3.具体的にどうしたらうまく会話ができるのか
相手の話を聞き、相手に興味を持ち、相手を乗せていく。そんなことができたら相手は気持ちよく頼まれたことをやってくれるのではないでしょうか。
なぜ「聞く」べきなのか、そしてそれをどう実現するのか、そんな技術的なことも本の中に網羅されています。コミュニケーションに詰まった方は、ぜひ手に取って読んでみてはいかがでしょうか。
4.まとめ
もしコミュニケーションを改善したいと思ったら、相手と話をするために、「聞く」ということを極めてみてはいかがでしょうか。