【必読】CEFRレベル別|英会話で必ずマスターすべきシチュエーションを練習しよう

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「英語を勉強したいけど、何から始めればいいか分からない」
「今のレベルで何ができるのか知りたい」

——そんな悩みはありませんか?

この記事では、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)という国際的な指標に沿って、各レベルで“必ずマスターすべきシチュエーション”を具体的にご紹介します。

ぜひ各レベルで必要な対応をできるように、学習のヒントとしてください。


目次

A1(初級:入門レベル)|生活に必要な最も基本的な英語が使える

このレベルでは、日常生活で「とりあえず伝える」ための表現を習得します。

以下のシチュエーションは必ずマスターしましょう。

マスターすべきシチュエーションと背景

  • 自己紹介:初めて会った人に、自分の名前や出身、年齢などを簡単に伝える
  • 相手に質問:友達になるための第一歩として、相手の名前や出身地を尋ねる
  • 買い物:市場やコンビニで「これください」「いくらですか?」と尋ねる
  • レストラン注文:「Water, please」など、シンプルな注文で食事をする
  • ホテルチェックイン:「One night, please」など滞在の意図を伝える
  • 道案内のやりとり:「Go straight, turn left」など指示を理解し、行動する
  • 時間・日付:待ち合わせや予定を伝えるために、時刻や曜日を言える
  • 好き嫌い:「I like apples」「I don’t like coffee」など自分の好みを表現

A2(初級:基礎レベル)|日常会話が少しスムーズに

この段階では「日常の中のやりとり」に対応できる力をつけます。

以下のシチュエーションは必須の基礎力です。

マスターすべきシチュエーションと背景

  • 家族紹介:ホームステイや観光地で家族の話をする機会に備える
  • 旅行中の会話:空港、駅、観光案内所で、道順やチケット購入などのやり取り
  • 依頼・許可:「Can I use this?」「Can I sit here?」など日常でよくある確認
  • 予定の説明:「I go to work at 9」など日常スケジュールを伝える
  • 注文の変更:レストランで「すみません、やっぱり変更したい」と伝える
  • ショッピング英語:「Do you have this in red?」など色やサイズの確認
  • 簡単な過去の出来事:「I went to Kyoto last week」など会話のつかみとして使える
  • 電話応対:「Who is calling?」「Just a moment, please」などの基本対応

B1(中級:日常会話がスムーズに)|自立した会話が可能

B1では「相手と対等に会話ができる」ことが求められます。

以下の状況にしっかり対応できるようにしましょう。

マスターすべきシチュエーションと背景

  • 趣味・仕事の話:自分の興味あることについて詳細に話せる
  • 初対面の雑談:自己紹介に加えて「何が好き?」「どこに行ったことある?」などの会話が可能
  • トラブル対応:ホテルで予約が通っていないなど、想定外のことにも対処
  • 仕事のやりとり:会議で簡単な発言や報告ができる
  • 意見表明:「I think this plan is better because…」と理由を添えて話せる
  • 感想の共有:映画や本の印象を話し合える
  • 電話でのやりとり:自然なやり取りで情報を伝える
  • 提案やアドバイス:「You should try this place」など相手に提案ができる

B2(中上級:議論や専門的な話題にも対応)|説得力のある英語力

複数人の場でも堂々と意見を述べられるようになり、ビジネスや留学の場で必須の実力です。

マスターすべきシチュエーションと背景

  • 会議での発言:自分の意見を述べ、他人の意見を受けて議論を続ける
  • プレゼン:スライドを使って順序立てて話す
  • ニュース要約:英語ニュースを理解し、自分の言葉で内容を話す
  • 複数人の会話:テーマに沿って自分の意見を交えながら参加できる
  • 社会問題の議論:「あなたはどう思う?」に対し根拠ある答えを返せる
  • マニュアルの読解:仕事で必要な説明書を理解し行動に移せる
  • 専門的な情報整理:英語での講義を聞き、ポイントをメモし要約する
  • クレーム処理:「すみません、それは困ります」と丁寧に伝える

C1(上級:プロフェッショナルな場面でも対応)|高度な思考力と表現力

あらゆる場面で自信を持って英語を使いこなせるレベル。

ビジネスや学術的な場にも対応。

マスターすべきシチュエーションと背景

  • 会議の司会:参加者の意見を引き出し、会議を円滑に進行
  • 異文化対応:相手の文化的背景を考慮しつつ配慮ある表現ができる
  • 言い回しの理解と使用:ジョークや皮肉など、言葉の裏にあるニュアンスも理解
  • 専門書の要約:専門分野の書籍を読み、情報を他人に伝える
  • 自然なビジネスメール:「丁寧だが簡潔」を両立した英文メール
  • セミナー参加:発表を聞いて質問する、意見を述べる
  • ネイティブ会話への参加:日常的なテンポの速い会話でもついていける
  • 音声媒体の理解:ラジオやポッドキャストの抽象的な話題を理解

C2(最上級:ネイティブに限りなく近い)|あらゆる表現を自在に操る

どんな場面でも適切な表現ができる究極のレベル。

語彙・文法・表現力の集大成です。

マスターすべきシチュエーションと背景

  • 学術的議論・執筆:大学レベルのプレゼンや論文を英語で作成
  • 抽象的な議題の会話:哲学や政治など、正解がない話題でも意見を構築できる
  • ユーモア・風刺:ネイティブが好む軽妙なジョークや皮肉を自然に使える
  • 文体のコントロール:カジュアル・フォーマルを自在に使い分ける
  • ネイティブ同等のリスニング:自然なスピードでの会話を聞き取れる
  • 契約書の読解:複雑な法的文書の内容を理解
  • 同時通訳・翻訳:瞬時に日本語⇔英語を行き来できる
  • 文学作品の読解:文学の背景や比喩を味わって読める

おわりに:レベルごとの”できること”はマスターすべき通過点

CEFRは「今できること」と「次に目指すべきこと」を明確にしてくれる地図です。

そして、この記事で紹介した各レベルのシチュエーションは、学習のチェックポイントであり“マスターすべき内容”です。

AIツールやアプリを活用すれば、これらの力を効果的に伸ばすことができます。

自分の現在地を知り、目標を明確にし、一歩ずつ進んでいきましょう。

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