「英語スピーキングを上げたいけれど、何から手をつけていいか分からない……そんなお悩みはありませんか?
今日は、あなたが英語スピーキング力を着実に伸ばすために、まず始めに取り組むべき具体的なステップをご紹介します。
私自身、この方法を実践することで、ただ点数を上げるための“テスト対策”から脱却し、実際のコミュニケーションで使える本物の英語力を育てることができました。
今回お伝えする3つのポイントを実践すれば、自分に必要な学習時間がどれくらいなのか、その時間をどのように計算し、計画すればよいのかも明確に分かるようになります。」
今日お伝えしたいことは、『PROGOS(プロゴス)』という英語スピーキング評価ツールを活用して、自分の現状を“見える化”し、PDCAサイクルで改善を続ける方法です。
これにより、何をすべきかを明確にし、確実にスピーキング力を伸ばしていくことが可能になります。
PROGOS(プロゴス)って何?
PROGOSのテストは、レアジョブ英会話で有名なレアジョブのグループ会社であるPROGOSが運用しています。
スピーキングの能力をAIが評価してくれる、スピーキングに特化した評価アプリで、2024年12月現在無料で提供されています。
私は、スマホにアプリを入れて、手元で簡単に評価できるので、結構頻繁に利用しています。
端的に何をするかというと、PROGOSアプリの試験は20分程度で実施でき、すべてスピーキングの評価になります。
そして、AIが評価するので数分でCEFRの評価が出てきます。
その内容ですが、
パート1は、インタビュー形式で質問が流れるので、質問に対して20秒で回答します。
パート2は、音読になります。表示される文章を音読します。
パート3は、トピックが与えられるので、それに対してプレゼンのような形で説明を行います。これもある程度型を覚えて実施していくと点数が高くなります。
パート4は、グラフや図の説明です。こちらもプレゼンの一幕を行う感じになります。筋道立てて論理的に説明していくことになります。
最後のパート5は、ロールプレイとして、与えられたトピックに関連した内容が順番に展開されるので、聞かれたことについての自分の意見を述べ、語り掛けるなどしていきます。会話なので、相手に対する働きかけも重要になるようです。
ざっと説明しましたけども、無料のテストなので、問題の使いまわしもありますが、何回もできるということと、評価を出してくれるということで、十分な内容です。
最近実施した結果を載せておきますね。
結果は以下のような感じで共有が可能です。他にもアドバイス等を見ることができます!
何度もすぐ評価できるということは、自分の立ち位置がすぐわかるということなんですよね。
自分の立ち位置がわかったらそれを改善していく、それが見えて改善すれば非常にやる気にもつながるはずです。
まずはこちらでアプリをインストールしてみることをお勧めします。>>>毎日測れる英語スピーキング
では、これから3つのポイントに分けて詳しくお話しします。
1つ目『客観的評価で現在地を知り、必要な学習内容を明確化する』
まず1つ目は、『Progosを用いて現在地を明確にし、必要な学習内容や対策を割り出せる』という点です。
なぜこれが重要なのか?
多くの方は、自分の英語スピーキングの弱点や伸ばすべきポイントを“なんとなく”で把握しており、学習計画が曖昧になりがちです。
結果として、どれくらい勉強すればどれほど上達するのか、明確な見通しを立てにくくなります。
PROGOSを使えば、音声回答をAIが評価し、発音・流暢さ・文法・語彙など、様々な観点からCEFRで表示され、具体的なフィードバックが得られます。
これにより自分の長所短所が見えてきて、その弱点克服に必要な学習内容を検討することが可能です。
例えば、私がPROGOSを初めて受験したところ、発音は比較的良いものの、正確さや相手とのやり取りが弱いという結果でした。
その結果を受けて、英語を話す際の一つ一つの正確さに気を付け、相手と会話するときにどのようなフレーズを使うのかなどを調べ、何度か受けるうちに、その学んだことをマスターしていきました。
このように、学んだことを実践でき、しかも相手はAIなので、気兼ねなく何度もできます。
また、客観的な評価が上がっていくと嬉しいですよね!
つまり、Progosを活用することで、現状の可視化→改善計画立案→学習時間算出がスムーズに行えるようになり、効率的な学習がスタートできるのです。
現在地が分かれば、課題や何をしたらいいかがクリアになっていきます。
次に大切なのは、その課題に取り組む際の“姿勢”です。
単にテストの点数を追いかけるのではなく、実際に使える英語力を養うことが重要。
その点について、2つ目のポイントで掘り下げていきましょう。
2つ目は『テスト評価結果だけでなく、本質的なスピーキング力向上を目指す』
2つ目は、『評価アップに固執せず、本質的なスピーキング力向上を目指す』という点です。
もちろん評価が上がるに越したことはありませんが、評価をよくすることが目標ではなく、話せるようになることが目標であり、それによって、評価がよくなるという順番を意識しておくことが重要です。
なぜこうした姿勢が大切なのでしょうか?
もし点数アップだけに注力してしまうと、テスト対策用のフレーズ暗記や形式的な回答練習に終始してしまいがちです。
その結果、実際の会話で使える応用力が養われにくく、いざネイティブと話す場面でスムーズなコミュニケーションが難しくなってしまいます。
つまり、点数アップは一時的な“飾り”になりかねず、長期的に見れば、本当に使える英語力をつける機会を逸することになります。
例えば、高評価を目指して、テストを乗り越える技術だけを学んだとしましょう。
確かに点数は上がるかもしれませんが、海外出張で取引先とフリーな話題を振られたとき、対応できず、会話が噛み合わない状態に陥ることもあります。
こうしたケースを避けるには、基礎的な定型文ももちろん学びつつ、『自分で英語を組み立てる力』『即興で反応する力』を養うことが重要です。
つまり、スコアはあくまで自分の英語運用力を客観的に見るためのツールであり、最終的なゴールは“生きた英語力”の獲得。
この意識を忘れないことが、長期的な成長につながります。
ここまでで、現状把握と正しい目的意識の重要性についてお話ししました。
では、実際にどのように継続的な改善を図るのか?
そこで鍵となるのがPDCAサイクルです。
3つ目のポイントで、その具体的な回し方をお伝えします。
3つ目『PDCAサイクルで継続的な改善を行い、着実に成果を意識する』
3つ目は、『PDCAサイクルで継続的な改善を行い、実力を確実に伸ばす』ことです。
なぜPDCAが重要なのか?
英語学習は長期戦です。
一度プランを立てて実行しただけで、すぐ大幅な上達が見込めるわけではありません。
Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)のプロセスを回し続けることで、スピーキング力は段階的に向上します。
今回はPROGOSを定期的に受験し、そのスコアやフィードバックを参考にしながら学習計画を見直すことで、“停滞”を防ぎ、常に前進し続けることができます。
例えば、毎週1回受験し、その結果に応じて次の週の学習計画を微調整する方法があります。
最初は発音改善に重点を置き、次の週は語彙拡張に時間を割く、といった具合に、毎回のフィードバックを踏まえて計画を更新することで、人によっては早くて1か月後には英会話で明らかな進歩を感じられるようになると思います。
学習時間との兼ね合いもありますが、このように、定期的な評価と計画修正でPDCAを回し続けることで、あなたの英語スピーキング力は確実に上がっていくのです。
まとめ
以上、3つのポイントをまとめます。
1つ目:Progosで現状を見える化して必要な学習内容と対策を明確にする。
2つ目:得点アップではなく、本質的な英語運用力を伸ばすことを目指す。
3つ目:PDCAサイクルを回し、継続的に改善を重ねる。
この3点を押さえることで、あなたは“何を勉強すればいいか”が明確になり、着実に英語スピーキング力を底上げすることができます。
では、まずはProgosを一度受験してみてください。>>>毎日測れる英語スピーキング
そこから、具体的な弱点と必要な学習時間が見えてきます。
そこに基づいて学習計画を立て、定期的に評価を受けながら軌道修正をしていく。
そうすることで、確実にあなたの英語は変わり始めます。