私たちの世界は常に変わっていますよね。新しい世代は新しい知識や新しい考え方を元に新しい発想で世界を変え続けます。では、大人はそれを学ぶ必要はないのでしょうか？
新しい技術、グローバルな経済、社会の変化… これら全てに適応するために、私たち大人も学び続ける必要があるんです。学び続けなければ大変なことになるかもしれません。
例えば、AIの発展で失われる仕事が出てきます。そのスピードはもう数年で既存の仕事がなくなるかもしれない所まで来ています。プログラムされたAIが人よりも安価に仕事ができたとしたら、その仕事をしていた人は一体どうなるでしょうか？
また、例えば、これは過去にあったことですが、海外では安全性が議論されて禁止されるようなものが、国内では数年間使用されて被害が拡大したということがありました。今の世界は海外の情報がすぐ手に入ります。一方で、情報リテラシーが低かったり、英語が分からなかったという理由で、自衛できずに、重度の課題を抱えることになるかもしれません。
そうならないためにも、日々新しい情報や考え方を取り入れ、若い世代に負けない変革を大人がするべきだし、それができると筆者は思っています。
ぜひ以下の項目に興味を持って読んでいただけたら幸いです。
デジタルリテラシー・プログラミングとAI
デジタルリテラシーとは、簡単に言えばデジタル技術をうまく使えること。インターネットやデジタルメディアを効果的に使用し、理解する能力です。
そして、プログラミングはコンピュータに何をしてほしいかを教える方法ですね。AI、つまり人工知能は、コンピュータが自分で学習して、自分で判断を下す能力のこと。これらを学ぶことで、私たちの生活や仕事がぐっと楽に、そして効率的になるんですよ。
つまり、プログラミングとAIの知識は、将来的なキャリアの機会を広げるだけでなく、論理的思考や問題解決能力を養うのにも役立ちます。
なぜデジタル技術やAIを学ぶ必要があるのか
デジタル技術はもうすでに私たちの生活に根ざしています。デジタルリテラシーを身に付けることで、最新技術を理解し、適切に利用できます。プログラミングやAIは、将来の職業で不可欠なスキルになりつつあります。
デジタルリテラシーが身につくとどんな良いことがある？
デジタルリテラシーを身に付けることで、日常生活やビジネスの効率化が図れ、新たな職業機会にアクセスできます。AIやプログラミングの知識は、競争力を高め、創造的な問題解決に役立ちます。
SDGsとサステナビリティ
SDGs（えすでぃーじーず）とは、Sustainable Development Goalsの略で、持続可能な開発目標のことで、2030年までに達成すべき国際的な目標です。地球の環境を守りながら、公平な社会を目指す国際的な取り組みです。これを理解し、日々の生活に取り入れることで、私たちの未来がより良いものになるように世界で進めていることになります。
これらの目標には、貧困の撲滅、品質の高い教育の提供、気候変動への対策などが含まれます。大人、子供に限らず、SDGsの重要性を考えることで、地球とその資源を大切に扱う意識を育むことができます。
それによって、サステナビリティ、すなわち持続可能な社会になっていくということになります。
なぜSDGsやサステナビリティについて学ぶ必要があるの？
持続可能な開発は、地球の未来にとって重要です。国際的な目標のため、ビジネスニーズは非常に高くなり、特に資金を多く持つ投資家がSDGsに取り組んでいる企業に投資する流れがあるため、SDGsを実現しようとする会社にお金が集まり、発展していくことを意味します。そうなると、SDGsを実現している企業での働き手のニーズが高くなるため、学ぶ必要があるということになります。
SDGsを学ぶメリットとは？
まず最も重要なこととして、SDGsの知識は、持続可能な地球の未来への貢献につながります。私たちの住んでいる地球を守る助けになります。
また、企業のサステナビリティに関する意識は、当然高くなりますので、顧客やビジネスパートナーからの信頼を高めたり、自分の価値を高めることになります。
STEAM教育と創造性教育
STEAMとは、科学、技術、工学、芸術、数学を統合した学習方法のことです。このアプローチは、私たちが問題を多角的に見るのを助け、創造性を育てることができます。
現代に教育では、すでにSTEAM教育が取り入れられており、創造性とイノベーション(新しい価値の創造)が重要であることはすでに事実となっています。子供たちが複雑な問題を解決するためのスキルを身につけるのを助けます。
では大人は関係ないでしょうか？
そんあことはありません。大人には今まで積み重ねてきた経験があります。ただし、それを経験したそのまま同じように繰り返すのではなく、新たな知識と融合させることで、他人と異なるアイデアを生み出すことができると筆者は考えています。
なぜSTEAMを学ぶ必要があるのか
このSTEAMを再度学ぶことで、複雑な問題を創造的に解決する能力を養い、新たな価値を生み出す一助となります。
STEAM教育を受けるメリットとは？
STEAMの知識とスキルを持つことで、新しいアイデアや革新的なソリューションを生み出す能力が高まります。これは職場での競争力を高め、キャリアの機会を広げます。
グローバルな視点と文化的多様性・DEI
世界は多様性に満ちていて、異文化を理解することは、国際的なビジネスや社会活動にとって不可欠。DEIとは、多様性、公平性、包含性のこと。これらを学ぶことで、私たちは広い視野を持ち、柔軟な思考ができるようになります。
周りに外国人がいないので、関係ない、と思っていませんか？
DEIの考え方の根本は、人は一人一人異なる性質を持っており、それを認めて、全員が能力を発揮できるようにすることだと筆者は考えます。このため、例えば、国籍や性別・LGBTQIA+、年齢、学歴は違いますし、兄弟の数や結婚・未婚、どれも違った人生を歩んでいると思います。その背景もすべて認めたうえで、じゃあどうするのが一番いいのか、ということを考えていく考え方です。
なぜ文化の多様性やDEIを学ぶ必要があるのか
世界は多文化でつながっています。異文化を理解し、多様性を尊重することは、グローバルなコミュニティの一員として不可欠です。そして日本の現状は、人口が減少していくために、海外からの労働力や海外との協力、海外からの旅行者の影響は今後も大きくなっていくものと確信できます。
グローバルな視点やDEIを理解するメリットとは？
グローバルな視点とDEIへの理解は、異文化間コミュニケーションのスキルを高めるだけでなく、日本の職場における男女の違いを受け入れ、誰もが働きやすい職場環境の構築や、もちろん海外とのビジネスの機会を拡大します。
これから求められる問題解決能力
私たちは日々、様々な課題に直面しています。問題解決能力を身につけることで、これらの課題に対して効果的に対応できるようになります。
現代社会では、急速な技術の進歩とグローバルな課題に直面しています。これらの課題に対処するためには、創造的で柔軟な問題解決能力が必要です。また、AIが発展する社会では、AIが出力する解決策はみんなが活用できるようになりますが、それを超える発想を得るには、人間の創造力が必要不可欠です。
なぜ問題解決能力が必要なのか？
現代社会は複雑で予測不可能です。効果的な問題解決能力は、個人的、職業的な成功に不可欠です。そして、その過程で、AIの利用方法だったり、デジタル活用だったり、総合的な知識の集約と経験から得た知識を総動員して、その人しかできない解決策を考え出すことができれば、それがユニークな強みになります。
問題解決能力があることによるメリットは？
問題解決能力を持つことで、困難な状況に対処し、有効な解決策を見つけることができます。これは、キャリアの進歩にも影響を与え、リーダーシップの資質を高めます。
まとめ
さて、いかがでしたか？生涯学習とスキルアップは、私たちの成長にとってとても重要なこと。これらを学ぶことで、私たちのキャリアや生活が豊かになり、変わりゆく世界にしっかりと対応できるようになるんですよ。学び続けることで、新しいチャレンジを楽しむことができますね。
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